この時期だけのお菓子、天然酵母のシュトーレン。
ピタゴラスイーツ、
「一年の集大成」として、毎年作っています。

見た目はシンプルな焼き菓子ですが。
完成までに、どのお菓子よりも手間がかかります。
「見えない手間をおしまない」
ピタゴラスイーツ「シュトーレン2019」
美味しさの秘密をご紹介します。
まずは、具となるドライフルーツとナッツ。
レーズン3種、イチジク、デーツ、クランベリーなどのドライフルーツと、
アーモンド、カシューナッツ、くるみ。
ポイントに国産柑橘の皮も入ります。
クリスマスカラーで気分が上がります。
それぞれの素材を味わっていただけるよう、
ナッツのロースト加減、
具材の大きさなど、
こまかく調整しています。
具の配分が均一になるように、
シュトーレン1個分ごとにコンポートをそれぞれ作ります。
ドライフルーツ入りの生地を、
一度にたくさん作って分割するのが一般的ですが、
どうしても具のかたよりがでてしまいます。
ベストバランスを維持するために、
1個分ずつ生地とコンポートを合わせていきます。
生地を合わせたら、
低温で半日以上、ゆっくりと発酵させます。
醗酵したら、
生地から具だけを取り出し、
スライスしたときの断面に、
すべての具が均一に入るように、具を並べなおします。
まるでドライフルーツロール…
中心部分を作ったら、
さらに
プレーンの生地(その厚さ2mm!)で包みます。
ドライフルーツが外に出ていると、焼成中に焦げて風味が変かわってしまうので、
別の生地で包みます。
まるでドライフルーツまんじゅう…
最終発酵したのちに、いよいよ焼成。
1℃単位で様子をみながら、じっくり焼いていきます。
焼きあがったら、ぶどうジュースにくぐらせ、
てんさい糖がベースのシナモンシュガーをまぶします。
甘さがやわらかく出るように、2種類のシナモン、バニラ、塩などを配合した
オリジナルのシナモンシュガーです。
ピタゴラスイーツの看板商品
「天然酵母のドフィノア」
より、ずっとずっと手間と時間がかかる
「天然酵母のシュトーレン」
一年のご褒美として美味しい飲み物とともに味わっていただきたいです。
一本一本、全工程、
山崎1人で製造するため、限定本数での販売となっております。
ご購入はこちら
https://www.reservestock.jp/stores/article/4323/9552